ご挨拶とご案内
弊社は、介護事業所運営、介護事業コンサルティング(展開・多様化・撤退)、小規模デイサービス事業継承(M&A)サービスで介護事業者様のビジネス的な側面の支援事業を行っております。
弊社クライアント様より委託を受け、地域密着型通所介護事業(お泊りデイサービス)を現運営法人に代わり「事業譲渡(営業譲渡)」で運営して頂ける継承先を探しております。
もし御社が、在宅サービス事業を展開しシェアを取りたい、投資回収期間も短く収益が期待できる事業を少ない投資で得たい、M&Aで事業を短期間に拡大したい、M&Aで優秀な人材を雇用したい、等、一つでも当てはまるなら、今回のご案内は御社のお役に立てると確信しておりますので、ぜひ最後まで読んで下さい。
【事業譲渡案件概要】
場所:東京都世田谷区(駐車1台分可 別途駐車場1台分)
種類:地域密着通所介護(お泊りデイサービス)定員:10名
状態1:売上規模300万円未満 黒字 (売上・営業利益ともに伸びしろあり)
状態2:人員基準(配置etc)・運営基準等コンプライアンス面 問題無し
その他:事業所運営に必要な設備備品消耗品の一切(※車両2台含む)
消防設備:スプリンクラー(パッケージ型自動消火設備)、自動火災報知機、通報装置、誘導灯、消火器
最短継承時期:令和3年4月1日以降(※後述 世田谷区指定基準による
想定投資回収期間:1年~1.5年程度
詳細資料開示:可(商談申込、及び秘密保持契約締結後開示)
もし、この概要を見て、「気になる」「直ぐにでも詳細情報を知りたい」と思ったら遠慮なく下記のフォームから御社名・お名前・ご連絡先・メールアドレスを入力て下さい。出来るだけ早く私か担当者からご連絡させて頂きます。
記入が面倒な場合には弊社に電話し御社名・お名前・ご連絡先・メールアドレスを受付担当者にお話し下さい。
さて、御社が事業を展開する上でもM&A案件の譲受けを検討する上でも最初に考えることはどんな事でしょうか?
恐らく、事業の市場動向や競合他社の状況、介護保険制度等の市場全体の動向を調べ、次に対象とする介護サービスのマクロ・ミクロ的な動向(お泊りデイサービスの市場状況)を情報収集し、市場の対象サービス案件の件数や状態、相場金額等をそれぞれ会社様毎の手法で情報収集し確認し、新設で「ゼロ」から開設するか、そしてM&Aで事業を購入するかを費用や時間など様々な面から比較検討をした上でベストな方法を選択するのかな、と想像していますが、いかがでしょうか?
私も令和2年4月まで介護事業所の運営会社を経営していましたので、御社と同じように比較検討を行なった上で決定してきましたが、令和になり「お泊りデイサービスの市場状況」と「M&A市場動向」は随分と変わってきました。とても重要な変化ですのでこの2つの市場動向についてご説明させて頂きます。
2.世田谷区の市場状況の現在と今後
◯人口動態(現在市場)
人口:907,835人 高齢者人口:182,918人 高齢化率:20.15%
(※世田谷区の高齢者人口 H301001 世田谷区高齢福祉部高齢福祉課 作成資料より抜粋)
認定者数:39,437人 要介護人口:29,156人
(※世田谷区 介護保険事業報告H3007 抜粋)
◯居宅サービス、地域密着型、デイサービス事業所数
通所介護 :197箇所(4384名)
地域密着型通所介護 :137箇所(1518名)
(※世田谷区 介護保険事業報告H3007 抜粋)
お泊まりデイサービス : 35箇所(デイ約350名・宿泊175名)
ショートステイ : 20箇所(261床)
小規模多機能居宅介護 :10箇所(宿泊 90名 ※1日当り)
看護小規模多機能居宅介護: 2箇所(宿泊 18名 ※1日当り)
◯人口動態予測(将来市場)
(※世田谷区 第7期介護保険事業計画による推定値)
世田谷区内の現在と将来人口統計ご覧いただければこの案件を引受た後も継続的に市場は伸び続けることは間違いが無いと確信頂けると思います。
加えて、第7期介護保険事業計画によると地域密着型通所介護の開設計画には特に定めておりませんので、世田谷区内で展開されている法人様はさらに多店舗展開を、他区の法人様はこの案件を足がかりに世田谷区で多店舗展開も可能です。
「居宅サービス、地域密着型、デイサービス事業所数」では、急な利用、短期的にお泊りサービスを利用したい場合のサービス供給可能キャパシティーは「お泊まりデイサービス」と「ショートステイ」で426名分程度しかなく、小規模多機能、看護小規模多機能を入れても544名分程度しかありません。
特養のショート利用や有料老人ホーム、サ高住のショート利用分を入れても、強い需要を賄いきれる状況ではないという点にも、この案件を引受ける価値が追加されると思います。
「世田谷区の市場状況の現在と今後」を整理すると、
・市場規模の拡大は人口統計的にも間違いがなく、サービス品質と供給体制(人員体制を含めて)組み立てれば長い事業継続が可能なエリア。(人員採用も人口的にも可能なエリア)
・平成30年時点ですでに高齢化率20%超過、高齢化はさらに進行しそれに伴い要介護人口も増加
・要介護人口に対してお泊まりサービス提供事業所数が少ない。
参考までに、第7期介護保険事業計画、在宅生活の支援、地域密着型サービスの基盤整備によれば、グループホーム8箇所、認知症対応型通所介護2箇所、小規模多機能居宅介護6箇所も整備計画もありますので、多様なサービスを展開するチャンスがあることも引受後の価値となるのではないでしょうか。
これまで、「お泊りデイサービスの市場状況」と「M&A市場動向」、案件のエリアになる「世田谷区の市場状況の現在と今後」と案件を取り巻く事業環境をマクロ・ミクロの両面からをご説明させて頂きました。このエリアで御社がこの案件を運営する価値が、市場性という視点で見ても大いにあることをご理解頂けたのではないかと思います。
とは言え、実際の引受けとなるとこの案件そのものの「現在価値」でも検討する必要がありますので、秘密保持契約締結前に明らかに出来る範囲で、引受ける御社のメリットをお話しさせて下さい。
3.本案件の特徴と御社が引き受けた際のメリット
1.引受た直後から黒字の運営
現時点で営業利益が黒字で安定的に運営がされていますので、事業継承前によほど大きな事故等が無い限り黒字での継承は確定的です。黒字で継承するということは最低1ヶ月分程度の運転資金があれば楽に資金が回転するということですので、譲渡代金とその他関連費用と運転資金分の資金調達で事業運営ができます。
新規開業と比較すると初期費用・赤字解消期間までの資金手当(運転資金)、営業コストや工数、職員採用や教育などの労力と時間を考えるとどちらが良いかは明らかだと思います。
とは言え「事業は生き物なので絶対に黒字で継承できるとは限らないじゃないか」、とのご意見もあるかと思いますので、もし譲渡契約締結後で事業引受(譲渡実行前)に赤字に転落するようなことが起こった場合、どのように対処するのかも協議し契約条項に盛り込むことも出来ます。
2.引受開始の4月1日(譲渡実行)まで「現運営法人の費用と労力」で稼働を伸ばすことも出来る。
稼働率の伸び代がまだ多少はありますので、譲渡実行前に現運営法人(売主)と御社が協力して営業活動に力を注げば、譲渡契約時点での売上・営業利益よりも増収増益して継承することも出来ます。
詳細につきましては、商談を開始し引受の基本合意が固まりつつあるタイミングで条件を協議し決めることができることも、御社にとって大きな価値だと考えています、。
3.運営法人の変更だけでそのまま自立運営、経営陣やマネージャーの労力・負担が小さい。
M&Aで事業を引受けを検討しているタイミングで、私達エージェントが良く耳にするのが、管理するマネージャーが忙しくて新しい事業所を面倒みれない、手間を掛けている余裕がない、との買主様側のお声を本当に良く聞きます。
この案件は「管理者・職員が主体で自立した運営」をしていますので、事業運営のほぼ全てを任せれる管理者と職員チームがいます。
もちろん、運営法人の変更に伴う各種の手続きや理念の説明や対外的な挨拶等の引継ぎ初期に行う部分や、さらに稼働を上げて収益性を上げたり運営の仕組みを変更したりする場合には労力はかかりますが、このままの運営であれば、慣れたスタッフに任せた運営が可能ですので管理には大きな負担がかからずに人手も取られません。
M&A市場で黒字案件を見かけることはありますが、引受法人様に労力がかかりにくい黒字で優良案件が市場に出てくるのは本当に珍しい価値が高い案件と言えます。
4.損益分岐点が低く稼働に応じたコストコントロールが出来ている。
一般的なお泊まりデイよりコストを抑えた運営が出来ているために、利益が出しやすい損益構造になっています。詳細はお伝えできませんがまだ削減が出来る経費もありますので引受後はさらに利益が出しやすい損益構造になる可能性が高いです。
もちろん事業譲渡希望金額の算定には削減可能なこの経費は、しっかり経費として利益からは引いて算定していますので、この分も御社にとってプラスの価値となります。
5.追加投資が基本不要!(お泊まりデイサービスに必要な全てが揃っている)
お泊まりに必要なパッケージ型自動消化設備(準スプリンクラー)がH30年3月に設置済みで、介護度が高い方の受け入れも可能です。そして安く見積もっても350万円、大体は420万円もする高額な消防設備が設置されて間もない安心な状態で引受けできます。
その他の事業所運営に必要な什器・備品、車両、事務用品等々、事業所運営に必要な人※1・モノが揃っているので譲渡代金・譲渡仲介手数料・不動産取得費・名義変更費用以外に追加投資が不要
※2なこともこの案件の大きなメリットになります。(※1.人員に関しては運営法人の方針によります)(※2.黒字を想定)
6.「お泊まり」「デイのみ」利用のバランスも良く都ガイドラインを遵守した運営。
「お泊まりデイサービス」の典型的な悪い集客・運営方法は「お泊まり」定員分を最初に埋めて、デイだけを利用する利用者様を埋めるのが苦労することではないでしょうか。
この案件はお泊まりは日中利用定員の30%〜40%に抑えられ、中期利用と短期利用、まだお泊りは利用しないものの万が一の緊急時には利用希望がある方、デイサービスだけの利用のみの方がバランスよく登録されています。営業活動を行って「お泊まり利用者」「デイのみ利用者」も利用登録が出来る枠がありますので稼働を伸ばすことが出来るのです。
また、非常に真面目な運営をしていますので都ガイドラインに沿った運営と帳票整備がなされていますので、引受後も安心して現場を任せることができます。
8.利用者様が非常に落ちつき定着している=入院や入所以外は長い利用が見込める。
職員は利用者様を深く理解し、適度な距離感を保持しつつ、利用者様と信頼関係を築いているからこそ利用者様が非常に落ちついています。ご承知のように一般的にはデイサービスは複数箇所を利用するのですが、こちらの利用者様はこの事業所がお気に入りでケアマネージャー様に依頼して他を辞めてここ1本にする方も多いようです。そのような環境なので利用者の皆様は長く利用している方が多く、より一層状態が落ち着くという好循環が生まれています。
その好循環を生む要因は「職員の利用者様に対する姿勢」と「職員間の人間関係・連携(チームワーク)」によって生まれていると言っても言い過ぎではないと思います。
連携の取れた良いチームを「ゼロ」から採用し育てて行くのは、とてもコストも労力もストレスもかかる大変な仕事です。M&Aに慣れた社長に聞いた言葉ですが、「優秀な人を世の中から探し出すのは宝探しをしているようなもの」「M&Aというやり方で、実績のある優秀な人やチームを得る方が現実的で、掛かる費用よりも価値が計り知れないほど高い」と仰っていました。
人材という側面でも御社には大きなメリット(ベネフィット)があるということになります。
9.その他、業態上の特徴
・24時間365日年中無休の運営(いつでも利用ができる)
・自費サービスを活用し夜間のショートステイも連泊も1泊の泊まりにも柔軟に対応が出来る。
・介護保険を月額限度額まで使っても、自費サービスを利用し日中同じサービスを受けれる。
と、案件そのものだけでも多くのメリットが御社にはある案件となりますが、どのようにお感じになっているでしょうか?
ここまで、この案件を取り巻く市場価値、案件そのものの価値をご説明が出来る範囲でさせていただきました。もし御社が介護事業の展開が計画にあるなら、または検討しているなら、新設や他の方法は一旦置いておいても最優先で検討する価値のある案件だと思います。
「でも、ここまで良い状態なら売る必要がないんじゃないか?」「何か裏にあるんじゃないか?」と疑問を持たれる方もいるかと思います。
譲渡理由の詳細は秘密保持契約を交わし商談申し込みをした上で売主様と買主様が面談する時に詳細をお伝えするので、ここでは仔細にお話し出来ませんので概要のみお伝えさせていただきます。
最大の理由は、「経営者が他の事業を選択しその事業の立ち上げに集中したい」という点です。他にも理由はありますし詳細をお伝えできずに残念ですが、この案件を検討いただく上で詳細を確認したい場合には、出来るだけ早く「秘密保持契約」「商談申し込み」下記までお願いいたします。
世田谷区スプリンクラー付き「お泊りデイサービス」事業譲渡案件について、長々とお話しさせていただきました。ここまでお付き合い頂きまして有難うございます。
そう言えば内容の説明ばかりに偏り、まだ売主様の譲渡希望金額をお伝えしてませんでした。
4.売主様の希望条件は、
事業譲渡希望額:1000万円(消費税抜き)
となりますが、売主様よりご伝言があります。
「譲渡金額は今回の事業譲渡の取引条件の一つとして捉えています。当然売り側である私、買い側である御社、各々の意向と考えがありますので、取引条件全体を協議するつもりが私にはあります。早い段階での面談と協議を楽しみにお待ちしております。」
単純に世田谷区内でお泊まりデイサービスを新設で開業した場合には初期費用だけでも、
スプリンクラー費用・不動産取得・リフォーム費用・エアコン等設備・コピー機電話PCFAX事務機器類・什器備品・介護用品と衛生商材等の介護消耗品・ふとんやパーテーション・車両費・人材採用費・販売促進費用・・・・、通常800〜850万円程度はかかりますし安く見積もって700万円は必要です。
さらに損益分岐点を5ヶ月で超えたとしてファクタリングを使った場合でも、運転資金は700万円程度は必要になります。
この案件の譲渡希望金額は1000万円と事業所を新設開業の場合より600万円もコストが低く、時間も1年以上も短縮され、今までお話ししましたように複数のメリットがついてきて、加えて取引条件も協議し柔軟に対応するつもりがある、という市場価値・案件価値以外にも「取引条件」でも御社にメリットがある他には無い案件と考えております。
世田谷区の指定申請のスケジュールの都合上、1月16日から事前相談受付、2月10日までに本申請受理され、4月1日に指定(譲渡実行)となりますので、素早く行動されご判断が早い法人様とお話しを進めたいと考えております。
因みに、指定申請にかかる詳細の事前調査や行政確認は弊社側で済ませ、御社と売主様で「譲渡契約締結」後、直ぐに指定申請書類作成や事前相談しスピーディーに指定受理されやすい準備が整っています。御社が「ご検討」と「ご判断」をクイックに進めて頂ければ、スケジュールに沿った指定申請で問題はなく受理されますのでご安心下さい。
このご案内は弊社の独自調査により、御社様のように行動力もありご判断も早く優秀なご法人様のみをリストアップしお送りさせて頂いておりますので、「情報開示申込」や「商談申込み」が多くなる可能性があります。
どうか御社様の前向きなご検討と素早いお申し込みをお待ちし、お会い出来る日を楽しみにしております。
それでは、どうぞ宜しくお願い致します。
敬具